2024.10.04
キャラクター

世界初の日本語歌唱ボーカロイド『MEIKO』20周年を記念した楽曲&イラスト公募を開始!

 

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之、以下クリプトン)が展開するバーチャルシンガー『MEIKO(メイコ)』は、2024年11月5日(火)に20周年を迎えます。VOCALOID(ボーカロイド)初の日本語女性ライブラリ製品として誕生した『MEIKO』は、同種のソフトウェアの中で「パッケージにキャラクターを起用する」という試みを初めて行ったパイオニアであり、この存在をなくして後発のソフトウェアである『KAITO』『初音ミク』『鏡音リン・レン』『巡音ルカ』の誕生はあり得ませんでした。

 

クリプトンでは『MEIKO』の20周年を記念して、コンテンツ投稿サイト「piapro(ピアプロ)」上で、「20年間歩み続けてきたMEIKOのお祝い」をテーマにした楽曲とイラストを公募いたします。採用作品は、今後予定されている「MEIKO 20th Anniversary」関連企画で使用させていただきます。本日より2024年12月2日(月)17:00まで募集いたしますので、ぜひ奮ってご応募ください。

 

https://piapro.jp/pages/official_collabo/meiko20th_c945y

 


 

バーチャルシンガー・ソフトウェアのパイオニア『MEIKO』とは?

『MEIKO』は、クリプトンが初めて企画・開発した歌声合成ソフトウェアです。2003年にヤマハ株式会社が開発した音声合成技術「VOCALOID」の初代エンジンを使用した、世界で初めて日本語の歌声を合成するソフトウェアとして*1、2004年11月5日に誕生しました。

 

 

「パッケージに歌声の主を想像できるようなキャラクターを起用する」という試みが功を奏し、『MEIKO』は年間1,000本売れればヒットと言われていた当時のDTMソフトウェア市場で3,000本という異例のヒットを記録。そして2006年にニコニコ動画、2007年にはYouTubeの日本語サービスが開始となり、『MEIKO』を使用した楽曲・動画作品がインターネット上に投稿されるようになりました。

 

その後、大勢のクリエイターが歌声合成ソフトウェアとそのパッケージに描かれたキャラクターをもとにした楽曲・イラスト作品等をインターネット上に投稿する「ボカロ文化」ともいうべき創作文化が花開いたことで、創作文化の拡がりとともに『MEIKO』の展開もさらに拡がりました。今ではグッズ化や3DCGライブへの出演など、ソフトウェアの枠を超えたバーチャルシンガーとして世界を舞台に活躍しています。

 

 

*1)『MEIKO』はVOCALOIDの開発元であるヤマハ株式会社に「ボーカロイド初の日本語歌声ライブラリ製品」と認められています。(参照:https://www.vocaloid.com/articles/meiko_kaito

 

 

『MEIKO』20周年まであと1ヶ月! お祝いをテーマにした作品公募をスタート!

このたびコンテンツ投稿サイト「piapro」上で公募するのは、『MEIKO』の20周年という節目を盛り上げるための楽曲とイラストです。楽曲・イラストともに「20年間歩み続けてきたMEIKOのお祝い」という同じテーマで募集いたします。

 

結果発表は2025年1月を予定。楽曲作品から3点、イラスト作品から10点を選出し、今後予定されている「MEIKO 20th Anniversary」関連企画で使用させていただきます。創作活動を通して、一緒に『MEIKO』の

20周年をお祝いしましょう!

 

【ピアプロ公式コラボ「MEIKO 20th Anniversary 楽曲&イラスト募集!」概要】

  • 共通テーマ:20年間歩み続けてきたMEIKOのお祝い

  • 対象バーチャルシンガー:MEIKO / KAITO / 初音ミク / 鏡音リン / 鏡音レン / 巡音ルカ

  • 募集期間:2024年10月4日(金)9:00 ~ 2024年12月2日(月)17:00

  • 結果発表:2025年1月予定

  • 採用後の展開:今後予定されている「MEIKO 20th Anniversary」関連企画で使用させていただきます。

※対象バーチャルシンガーはMEIKOの使用のみ必須です。

 

〈オンガク部門〉

  • 採用作品数:3点

  • 投稿形式: mp3

※内容によっては採用数が増減する場合がございます。

 

〈イラスト部門〉

  • 採用作品数:10点

  • 投稿形式:jpg, png

※内容によっては採用数が増減する場合がございます。

※解像度や指定サイズ等の詳細は募集ページでご確認ください。

 

募集ページ:https://piapro.jp/pages/official_collabo/meiko20th_c945y

 

 

 

『MEIKO』が20周年を迎える2024年11月5日(火)当日の11:00には、アニバーサリーを祝う特設ページをオープンいたします。記念日当日から本格的に始まる「MEIKO 20th Anniversary」の展開に、どうぞご期待ください。

 

 

【お問い合わせ先】

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 ピアプロ担当

https://piapro.jp/license_inquiry/

<参考情報>

 

▼『MEIKO(メイコ)』とは https://piapro.net/

日本語で歌うことができる初のVOCALOID*aとして、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が2004年11月5日に発売。同種のソフトウェアで「パッケージにキャラクターを起用する」という試みを初めて実践したパイオニアでもある。

 

『MEIKO』の歌声はシンガーソングライターの拝郷メイコさんの声を元に開発したもので、パッケージに描かれているキャラクターとしては、栗色のショートボブと、赤いショート丈のトップスとミニスカートが特徴。ソフトウェアとしてもアップデートされており、2014年には『MEIKO V3』、2024年には『ピアプロキャラクターズ・スーパーパック』が発売されている。

 

今ではクリプトンが展開する「ピアプロキャラクターズ」*bの一員として、グッズ展開や3DCGライブのステージに立つなど、バーチャルシンガーとして世界を舞台に活躍している。

 

*a)本来の定義は、ヤマハ株式会社が2003年に開発した、歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力するだけで楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術および、その応用ソフトウェアの名称・呼称。今では音楽シーンで一つのジャンルとして用いられることがあり、歌声合成ソフトウェアを使用した楽曲全般(VOCALOID以外の技術を用いた同種のソフトウェアを含む)が「ボカロ曲」と呼称されることがある。

 

*b)「ピアプロ」は「創作の連鎖=ピアプロダクション(Peer Production)」から生まれた造語で、創作の連鎖を支える存在であって欲しいという願いが込められている。『MEIKO』とその後発ソフトウェアとして誕生した『KAITO』『初音ミク』『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』の総称。いずれもクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が企画・開発した歌声合成ソフトウェアにして、キャラクターとしても人気のバーチャルシンガー。

 

※「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。