クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之)が制作協力する歌舞伎作品「超歌舞伎 〈CHO-KABUKI〉Powered by IOWN『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』」の2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)における上演が決定いたしました。本公演では、バーチャルシンガー『初音ミク』が歌舞伎俳優・中村獅童さんと共演。2025年5月24日(土)・25日(日)に、大阪・関西万博のNTTパビリオンデーの催しの一環として、EXPOホール「シャインハット」にて上演いたします。最新技術と日本伝統芸能の融合によって実現する革新的なステージに、ぜひご注目ください。
「超歌舞伎」の初演は2016年。古典歌舞伎である『義経千本桜』と、初音ミクの人気楽曲の一つ『千本桜』の世界観から着想を得た演目『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』を、歌舞伎の様式美と日本電信電話株式会社(以下NTT)の最先端テクノロジーを融合させて舞台化した唯一無二のテンターテインメントとして上演したのが始まりでした。歌舞伎俳優として舞台・映画・テレビと幅広い分野で活躍する中村獅童さんと、バーチャルシンガー『初音ミク』の次元を超えた競演は大きな話題となり、2017年には「Digital Contents of the Year ‘16/第22回 AMD アワード」の最高賞である「大賞/総務大臣賞」を受賞。2019年には歌舞伎発祥の地・京都に立つ、日本最古の歴史を持つ劇場・南座にも進出し、2023年には東京・歌舞伎座での初上演も実現いたしました。
最新公演となる『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』では、2024年8月29日(木)に開通したばかりの日本・台湾を結ぶ次世代インフラ「IOWN APN」を活用した最新の情報通信技術と日本伝統芸能の融合による新たな価値創造をテーマに、これまでにお届けしてきた『今昔饗宴千本桜』をさらに超える驚きの体験をお届けいたします。観覧方法等の詳細については後日あらためての発表となりますので、続報をお待ちください。
◆◆公演概要◆◆
公演名:超歌舞伎 〈CHO-KABUKI〉Powered by IOWN『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』
公演日時(予定):2025年5月24日(土)16時~/25日(日)14時~
講演場所:大阪・関西万博会場 EXPO ホール「シャインハット」(https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/main-facilities/expohall/)
出演:中村獅童、初音ミク、他
主催:日本電信電話株式会社
製作:松竹株式会社/日本電信電話株式会社/株式会社ドワンゴ
制作協力:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
【お問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 取材・広報窓口
https://www.crypton.co.jp/cfm/inquiry-media
▼『初音ミク』とは https://piapro.net/
歌詞とメロディーを入力すると歌わせることができる歌声合成ソフトウェアとして、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が2007年8月31日に開発。大勢のクリエイターが『初音ミク』で作った音楽をインターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなり、今では「バーチャル・シンガー」としても多方面で活躍している。
2014年から展開している初音ミクの世界ツアーシリーズ「MIKU EXPO」は、世界39都市にて計100公演を実施。ツアー開始から10周年を迎える2024年は、10周年記念プロジェクトの一環で北米17都市のツアーを完走。さらに2024年秋にはシリーズ3度目となる欧州ツアーと、シリーズ初となるNZ&豪州ツアーの開催を予定している。また、2024年7月には、2019年11月以来となる中国でのリアルライブツアー「MIKU WITH YOU(未来有你)2024」を開催し上海・北京・広州の3都市をツアーした。
国内においては、初音ミクたちのライブと創作の楽しさを体験できる企画展を併催したイベント『初音ミク「マジカルミライ」』が、2013年からの11年間で累計42万人を動員。2024年はOSAKA、TOKYOに初めてのFUKUOKAを加えた3都市で開催する。
他にも、冨田勲の「イーハトーブ交響曲」「ドクター・コッペリウス」にプリマドンナとして出演、レディー・ガガの2014年北米ツアーでオープニングアクトを担当するなど、著名なアーティストとのコラボレーション実績もある。さらに、2024年には米国最大級の音楽フェス「コーチェラ」にも出演。国内外で様々な関連イベントが実施されている。