本日、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之)が参加しているNoMaps実行委員会(委員長:伊藤博之)より、「NoMaps2021」の開催概要が発表されましたので、ここにご報告いたします。また、同イベントの基調講演でご登壇いただく石井裕氏のNoMapsアドバイザー就任についても発表となりましたので、併せてお知らせいたします。
■「NoMaps2021」について
「NoMaps」は、クリエイティブな発想や技術で次の社会・未来をつくることを目指し、2017年から札幌を舞台に開催されているイベントです。今年の開催期間は、2021年10月13日(水)から17日(日)までの5日間。新しい社会の在り方を提起するフェスティバルとして、オンライン配信とオフラインを併用して開催いたします。新しい情報や発想に触れられるトークセッション、先端テクノロジーを体感する展示、コロナ禍における新しいイベントの在り方に関する実証実験などを予定しておりますので、ぜひご注目ください。
■石井裕氏による基調講演について
「NoMaps2021」の口火を切る基調講演では、マサチューセッツ工科大学教授で、MITメディアラボ副所長石井裕氏の登壇が決定。「未来に向けて自分だけの新しいアイデアとビジョンを描き、その頂上を目指しなさい」という石井氏のメッセージである「未踏峰連山」をテーマに掲げ、「テレプレゼンス(※)」のさらに先の未来や、「未踏峰連山」を目指すクリエイター達へのメッセージについて講演を行います。国際的な視座から語られる熱いメッセージに、どうぞご期待ください。
※テレプレゼンス:ビデオ会議などの情報通信技術を利用して、遠隔地にいる人たちが、あたかも一緒にいるかのような臨場感を生み出すテクノロジー
■石井裕氏のNoMapsアドバイザー就任について
基調講演でご登壇いただく石井裕氏には、2021年7月より、NoMapsアドバイザーに就任していただきました。NoMaps実行委員会は石井氏からいただく国際的な視座からのアドバイスを、より良い社会・未来を考え提起していく大きな推進力として参ります。また、石井氏による特別セッションの開催に加え、同氏が所属するMITメディアラボとの連携などについても検討を進め、新たな見地から札幌・北海道の活性化に繋げてゆく予定です。石井氏より就任メッセージをいただいておりますので、下記URLよりご確認ください。
■日程:2021年10月13日(水)〜17日(日)
– NoMaps Conference 2021:10月13日(水)〜17日(日)
– Touch the NEW Square:10月13日(水)〜17日(日)
– 第16回札幌国際短編映画祭:10月8日(金)〜31日(日)
■場所:オンライン/オフライン(札幌文化芸術交流センター SCARTS)
■料金:基本無料(アーカイブ視聴等は有料)
■主催:NoMaps実行委員会
■公式WEBサイト:https://no-maps.jp/
※その他、社会情勢等を考慮しながら、必要に応じて他会場も活用します。
※新型コロナウィルスの感染拡大状況等を考慮し、新北海道スタイルに賛同し、適時必要な対応・対策を取りながら、安全・安心を確保した上で、リアルイベントを開催していきます。
【お問い合わせ先】
NoMaps実行委員会 事務局
E-mail:
▼「NoMaps」とは https://no-maps.jp/
「NoMaps」は、クリエイティブな発想や技術で次の社会・未来をつくることを目指し、2017年から札幌・ 北海道を舞台に、アイデアや価値観をシェアするビジネスカンファレンス、未来を体感する展示や実証実験、出会いの場の提供、最先端の音楽や映画などに触れるイベントなどを開催しています。昨年から続くコロナ禍を受け、オンラインを活用した開催を主軸としながら、今の社会に適応したリアルな場づくりに挑戦していきます。
▼石井裕氏のプロフィール https://tangible.media.mit.edu/person/hiroshi-ishii/
マサチューセッツ工科大学教授、メディアラボ副所長。1956年、東京生まれ、札幌で育つ。1978年に北海道大学工学部電子工学科を卒業、80年には同大学院情報工学専攻修士課程を終了し、92年に博士号を取得。日本電信電話公社(現NTT)、NTTヒューマンインターフェース研究所を経て、1995年、MIT(マサチューセッツ工科大学)准教授に就任。1995年10月MITメディアラボにおいてタンジブルメディアグループを創設。Tangible Bits (タンジブル・ビッツ)の研究が評価され、2001年に MIT よりテニュア(終身在職権)を授与される。国際学会 ACM SIGCHI(コンピュータ・ヒューマン・インタラクション)における長年にわたる功績と研究の世界的な影響力が評価され、2006 年に CHIアカデミーを受賞、2019 年には、SIGCHI Life Time Research Award (生涯研究賞) を 受賞。