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Art by 森倉円 © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

 

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社（本社：北海道札幌市、代表取締役：伊藤博之、以下クリプトン）は、当社が展開する「初音ミク」と東京国立博物館所蔵の重要文化財「小袖 白綾地秋草模様（こそで しろあやじあきくさもよう）」通称〈冬木小袖（ふゆきこそで）〉のコラボレーションを、ここに発表いたします。

 

本コラボレーションは、独立行政法人国立文化財機構（本部:東京都台東区）、東京国立博物館、そして文化財活用センターが、2020年1月から開始したファンドレイジング事業「〈冬木小袖〉修理プロジェクト」の一環として実現いたしました。クリプトンは共同で「〈冬木小袖〉ミク」と題したキービジュアルを制作する他、コラボレーショングッズを販売いたします。

 

 

重要文化財「小袖 白綾地秋草模様」（通称〈冬木小袖〉） 尾形光琳筆　江戸時代・18世紀前半

〈冬木小袖〉は、尾形光琳が約300年前に、みずから筆をとって秋草の模様を描いたきものです。京都から江戸に出た光琳が滞在していた深川の材木問屋、冬木家の夫人のために描いたといわれ、〈冬木小袖〉と呼ばれております。

　大切な文化財を未来へと受け継ぐため、〈冬木小袖〉は2020年度から約2年かけて本格修理をすることとなりました。東京国立博物館と文化財活用センターでは、〈冬木小袖〉修理プロジェクトとして多くの方からの寄附を募り、修理費用に充てます。

 

「〈冬木小袖〉ミク」のデザインは、国内外で活躍するイラストレーター・キャラクターデザイナーの森倉円（もりくらえん）氏が担当。〈冬木小袖〉の美しさを生かしつつ、「初音ミク」の年齢に合わせて、本来より袖の長い振袖姿をデザインいただきました。背景には東京国立博物館本館の大階段を採用。「〈冬木小袖〉ミク」が東京国立博物館に降り立った華やかな様子が描かれております。

 

今回発表するコラボレーショングッズは9種類。大日本印刷株式会社の高精細印刷技術を用いて制作した複製原画やアクリルパネルをはじめとした、キービジュアルを使った様々なグッズを展開いたします。

コラボレーショングッズは東京国立博物館のミュージアムショップの他、同館で開催する特別展「きもの　KIMONO」特設ショップ、「〈冬木小袖〉ミク オフィシャルECサイト」（https://fuyukikosode-miku.selforder.live/）にて、6月30日（火）よりお買い求めいただけます。商品ラインナップは今後も追加される予定ですので、どうぞご期待ください。

 

コラボレーショングッズの売り上げの一部は同プロジェクトへの寄附に充てられますので、購買を通じて貴重な文化財を未来につなげる活動に参加することが可能です。また、特設ショップが開かれる特別展「きもの　KIMONO」では、修理前の〈冬木小袖〉をお楽しみいただけます。特別展の詳細は下記のサイトをご確認ください。

　https://kimonoten2020.exhibit.jp/

 

 

クリプトンは今後も積極的に、文化芸術振興に繋がるコラボレーションを実施して参ります。どうぞご期待ください。

 

 

【お問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社　広報担当
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