クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之、以下クリプトン)は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響下にある社会情勢を鑑み、NoMaps(ノーマップス)実行委員会の協力を得て、地域振興事業の一環として「リスク通知システム」を開発いたしました。本システムはオープンソースとして、本日5月28日(木)よりGitHub(ギットハブ)にて無償公開。今後のコロナ対策に活用していただく事が可能です。
「リスク通知システム」とは、コンタクトトレーシング(接触確認)に用いられる事を想定して、クリプトンが開発したシステムです。本システムを導入する自治体等は、二次元バーコード(QRコード)を通して各イベント会場・店舗等の来訪者のメールアドレスを取得できますので、感染者が発生した際には濃厚接触の可能性がある方々を特定して連絡を取る事が可能となります。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
【「リスク通知システム」概要】
■主な機能
- 二次元バーコード読み取りからのメールアドレス登録機能
- 情報登録時の自動メール返信機能
- メールアドレス登録解除機能
- 二次元バーコード生成機能
- 二次元バーコード入りポスターならびに卓上POP作成用PDFデータ生成機能
- メールアドレスの抽出・ダウンロード機能(csv形式)
※氏名・住所・電話番号・行動履歴(GPS位置情報)の情報は一切取得いたしません
■ライセンス形態
MITライセンス
■プロジェクトURL
このたびの「リスク通知システム」の公開は、クリプトンが北海道の民間企業として、自粛や短縮営業を余儀なくされているイベント・店舗等を支援できる方法を模索した末に辿り着いた一つの答えです。オープンソースとして公開する事で、北海道内のみならず全国の自治体等にも活用していただけるようにいたしましたので、ぜひご活用ください。
クリプトンは今後も社会情勢に合わせて、柔軟に事業展開して参ります。
【お問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 広報担当
E-mail:
▼「NoMaps(ノーマップス)」とは https://no-maps.jp/
「アイディアと技術で、いまよりもっと良い社会を」と考え、行動する人のためのベースキャンプを目指す北海道発のビジネスイベントです。運営主体であるNoMaps実行委員会にはクリプトン・フューチャー・メディア株式会社を含む道内の民間企業・官公庁・教育機関が参加しており、産官学が連携した「ALL HOKKAIDO体制」で、クリエイティブ産業の活性化や北海道の魅力向上を目的に活動しています。