クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:伊藤博之)が展開するバーチャル・シンガーの初音ミクが、歌舞伎俳優の中村獅童氏と共演した「超歌舞伎 Supported by NTT 『今昔饗宴千本桜』(読み:はなくらべせんぼんざくら)」が、国内唯一のデジタルコンテンツ表彰式「Digital Contents of the Year ‘16/第22回 AMD アワード」で、大賞/総務大臣賞を受賞いたしました。昨日2017年3月13日(月)に受賞発表となり、東京都の明治記念館で授賞式が行われました。
「AMD アワード」は一般社団法人デジタルメディア協会(略称:AMD)が、コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業の発展のために、デジタルメディアの質的向上ならびに人材育成を目的として開催しているアワードです。毎年過去1年間に日本国内で発売または発表されたデジタルコンテンツの中から、優秀なデジタルコンテンツ等の制作者個人あるいはグループの功績を讃えて表彰しております。その最高賞である「大賞/総務大臣賞」を初音ミクの出演コンテンツが受賞するのは、「Digital Contents of the Year ‘11/第17回 AMD アワード」における「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES – はじめまして、初音ミクです-」以来、2度目となります。
今回受賞した「超歌舞伎 Supported by NTT 『今昔饗宴千本桜』」は、初音ミクの歌声合成ソフトウェアとキャラクターを用いて制作された楽曲「千本桜」と、歌舞伎の代表的な演目のひとつである「義経千本桜」をコラボレーションさせたものです。株式会社ドワンゴ(以下、ドワンゴ)と松竹株式会社が共同製作し、当社も初音ミクのキャラクター出演やセリフ等の製作協力として参加いたしました。
本作は、昨年開催されたドワンゴ主催によるイベント「ニコニコ超会議2016」で新作歌舞伎として披露されました。舞台では、歌舞伎俳優の中村獅童氏が「佐藤忠信」を、透明なスクリーンに投影された3DCGの初音ミクが「美玖姫」を演じ、ふたりが出会い、桜の木の下に織りなす物語を紡ぎました。
なお、同作への大きな反響を受け、今年4月29日(土)と30日(日)に幕張メッセイベントホールで開催される「ニコニコ超会議2017」でも、第二弾となる「超歌舞伎」の新たな演目『花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ)』の上演が決定しております。本演目には、今回も初音ミクと中村獅童氏が出演いたします。
<「Digital Contents of the Year ‘16/第22回 AMD アワード」受賞作品ページ>
<「超歌舞伎 Supported by NTT 『今昔饗宴千本桜』」概要>
◆演 目 名 :今昔饗宴千本桜(読み:はなくらべせんぼんざくら)
◆出 演 者 :中村獅童、初音ミク、ほか
◆脚 本 :松岡亮
◆演出・振り付け:藤間勘十郎
◆原 作 :
・小説「千本桜」シリーズ
(原作:黒うさP/WhiteFlame、著・イラスト 一斗まる、
発行:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
・歌舞伎「義経千本桜」(作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳)
◆主 催 :ニコニコ超会議実行委員会
◆製 作 :松竹株式会社/株式会社ドワンゴ
◆製作協力:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
◆超特別協賛/技術協力:NTT
◆公式サイト:http://chokabuki.jp/
◆作品ストーリー:大正百年の帝都桜京で、神憑特殊桜小隊の隊員として活躍する初音未來と桜小隊隊長の靑音海斗。未來は美玖姫として、海斗は佐藤忠信として生きた時代があり、千本桜を守り抜くために、桜の花を奪っていった邪悪な青龍に立ち向かい…。〝千本桜〟をキーワードに「今」と「昔」をつなげる物語。
©dwango
小説 千本桜 シリーズ(原作:黒うさP/WhiteFlame 著・イラスト:一斗まる 発行:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
©2016 WhiteFlame/一斗まる
【本リリースおよび「初音ミク」に関するお問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 菱山
E-mail:
【『今昔饗宴千本桜』に関するお問い合わせ先】
株式会社ドワンゴ/広報:鈴木、松本
TEL:03-3549-6332
E-mail :
【参考資料】
▼「初音ミク」とは http://piapro.net
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっております。