2014年1月17日、羽田空港に『初音ミク』の期間限定イベントとしてコンセプトショップ「ウイングショップ」をオープンいたします。場所は、羽田空港第1旅客ターミナル、羽田空港国際線旅客ターミナルの2箇所です。
「ウイングショップ」は『初音ミク』のさまざまなコンテンツを集約し体験もできる、新しいスタイルのキャラクター・ショップです。ここでしか購入できないトラベルアイテムやオリジナルグッズも販売いたします。
国内のみならず世界的にも人気を高めている『初音ミク』と、日本の玄関口である羽田空港のパートナーシップにより、日本独自のポップカルチャーを世界に向けて発信して参ります。
【実施概要】
■名称
初音ミク ウイングショップ
■所在地
羽田空港国内線第1旅客ターミナル 出発ロビー
羽田空港国際線ターミナル 5F COOL ZONE
■営業期間
2014年1月17日~3月31日(予定)
※営業時間は空港ビルの営業に準じます
■「ウイングショップ」オフィシャルWebサイト
http://mikuwing.com/ ※現在、Webサイトは閉鎖しております
■運営主体
株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ
株式会社羽田エアポートエンタープライズ
■協力
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
『初音ミク』とは?
札幌に本社を置くクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が、企画・販売したパソコン用の“歌うソフトウェア”です。そのパッケージには、青緑色の髪をしたツインテールの少女が描かれております。ソフトウェアの発表後、歌声はもちろんそのパッケージキャラクターも注目の的となり、一躍インターネットで人気のバーチャル歌手となりました。
注目度の上昇に伴い、キャラクター利用に関する独自ライセンス(*1)を制定。これにより非営利目的での合法的な二次利用が許諾となり、ニコニコ動画などの動画投稿サイトを中心にたくさんのユーザーたちが『初音ミク』を使用した楽曲や映像作品を制作・公開するようになりました。発表された作品は別のクリエイター同士の創作意欲を刺激し、新たな作品が生まれる創作の連鎖(ピアプロダクション)を生み出しております。
その活躍の場はインターネット上に留まらず、六本木ヒルズ・森美術館で開催された「LOVE展」では“アートとしての『初音ミク』”の展示が実現。また、作曲家・冨田勲氏が手がけた「イーハトーヴ交響曲」のコンサートでは生オーケストラとの共演を果たし、話題となりました。
これらの活躍は主要なネットメディアに大きく取り上げられ、様々な賞を受賞。更に赤十字社や文化庁、経済産業省、内閣府などでも日本を代表するデジタルコンテンツの一つとして認められ、海外のフェスティバルなどでも紹介される存在に。現在では、CD・DVDのリリース、フィギュア化、書籍・ゲームへの登場、CG技術を駆使したライブコンサートの実施など、ソフトウェアの枠をはるかに超えた多方面での活躍を見せております。
(*1)弊社は、クリエイターが創った作品を自ら投稿しコラボレーションできる場として2007年12月にコンテンツ投稿サイト「ピアプロ」(piapro.jp)を開設いたしました。また多くのクリエイターが『初音ミク』の原画を非営利目的において、合法的に二次利用できるようピアプロキャラクターライセンス(PCL)を規定して利用許諾しております。2012年12月にはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CC BY-NC)にも対応いたしました。