クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役:伊藤博之)は、2014年2月5日(水)より開催される第65回さっぽろ雪まつりに合わせて、サッポロファクトリーホールを中心とした札幌市内各所や新千歳空港にて、イベント「SNOW MIKU 2014」を開催致します。
本イベントに先駆けて、札幌市民の足となる市電を雪ミク仕様にラッピングした特別車両「雪ミク電車」が2013年11月18日(月)から2014年3月28日(金)まで運行いたします。「雪ミク」とは、「真っ白い『初音ミク』の雪像」をモチーフにデザインされた、冬の北海道を応援するキャラクター仕様の「初音ミク」です。今シーズンの「雪ミク」衣装案は「雪ミク×魔法少女」をテーマに、弊社が運営するCGM型コンテンツ投稿サイト「ピアプロ」にて公募しました。「雪ミク」は今シーズンで5周年を迎え、衣装デザインや展示物にはインターネットで活躍するクリエイターの作品を積極的に採用しています。
「SNOW MIKU 2014」では、雪まつり会場での雪像の展示のほか、クリエイター・企業とのコラボ企画、「雪ミク」グッズの販売、スタンプラリーや参加型コーナー、音楽系イベントなど各種催しに加え、創作文化についてのシンポジウム等も同時開催予定。盛りだくさんの内容で今シーズンも冬の北海道を盛り上げます。
なお、「SNOW MIKU 2014」関連の情報は当社が運営するWEBページやソーシャルメディアで発信する予定です。
SNOW MIKU 2014公式サイト:http://snowmiku.com
SNOW MIKU 2014 公式ツイッターアカウント:https://twitter.com/cfm_snowmiku
クリプトン・フューチャー・メディア公式Facebook「SNOW MIKU 2014」ページ:https://www.facebook.com/events/699861156709398/?ref=5
本件に関するお問い合わせ
担当:五十嵐()
◆雪ミクとは?
雪ミクとは「真っ白い『初音ミク』の雪像」をモチーフにデザインされた冬の北海道を応援するキャラクター仕様の『初音ミク』です。2010年「さっぽろ雪まつり」で雪像となる『雪ミク』を記念して、フィギュアが登場したのがその始まりです。各方面で人気を博した『雪ミク』は、翌2011年にはマフラーなどを身につけバージョンアップしたデザインが誕生しました。2012年からは毎年衣装デザインをピアプロコラボによる一般公募にて募集しています。2014年は「雪ミク×魔法少女」をテーマに衣装をdera_furyさん、魔法少女に欠かせない小さなペットはnekosumiさんのデザインに決定いたしました。今シーズンで5周年を迎える雪ミク! 魔法少女になった雪ミクが北海道にかける雪の魔法とは…?
◆初音ミクとは
札幌に本社を置くクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が、企画・販売したパソコン用の「歌うソフトウェア」です。そのパッケージには、青緑色の髪をしたツインテールの少女が描かれています。ソフトウェアの発表後、歌声はもちろんそのパッケージキャラクターも注目の的となり、一躍インターネットで人気のバーチャル歌手となりました。
注目度の上昇に伴い、キャラクター利用に関する独自ライセンス(※1)を制定。これにより非営利目的での合法的な二次利用が許諾となり、ニコニコ動画などの動画投稿サイトを中心にたくさんのユーザーたちが『初音ミク』を使用した楽曲や映像作品を制作・公開するようになりました。発表された作品は別のクリエイター同士の創作意欲を刺激し、新たな作品が生まれる創作の連鎖(ピアプロダクション)を生み出しています。
その活躍の場はインターネット上に留まらず、六本木ヒルズ・森美術館で開催された「LOVE展」では「アートとしての『初音ミク』」の展示が実現。また、作曲家・冨田勲氏が手がけた「イーハトーヴ交響曲」のコンサートでは生オーケストラとの共演を果たし、話題となりました。
これらの活躍は主要なネットメディアに大きく取り上げられ、様々な賞を受賞。更に赤十字社や文化庁、経済産業省、内閣府などでも日本を代表するデジタルコンテンツの一つとして認められ、海外のフェスティバルなどでも紹介される存在に。現在では、CD・DVDのリリース、フィギュア化、書籍・ゲームへの登場、CG技術を駆使したライブコンサートの実施など、ソフトウェアの枠をはるかに超えた多方面での活躍を見せています。
※1 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、クリエイターが創った作品を自ら投稿しコラボレーションできる場として2007年12月にコンテンツ投稿サイト「ピアプロ」(piapro.jp)を開設。また多くのクリエイターが『初音ミク』の原画を非営利目的において、合法的に二次利用できるようピアプロキャラクターライセンス(PCL)を規定して利用許諾しています。2012年12月にはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(“CC BY-NC”)にも対応しました。